スーツをしわにならずに持ち運べるガーメントバッグは、出張が多いビジネスマンにとって必需品と言えます。
ですが、身につけて持ち運ぶバッグの一種ですから、ガーメントバッグはかっこいいものであるに越したことはありません。
というわけで、今回はブランド別にガーメントバッグのおすすめをご紹介していきたいと思います。
スーツさえ運べればガーメントバッグの役割は十分なのですが、世の中には機能性の高いガーメントバッグや、スーツを入れていなくても使いたいようなおしゃれなガーメントバッグなど種類は豊富です。
特に、男性にガーメントバッグをプレゼントするときは、有名ブランドの物であることが好印象にもつながりやすいのではないでしょうか。
出張が多い彼氏への誕生日プレゼントや、出張が多い部署へ異動になる上司への送別会の贈り物などの参考にしていただけると幸いです!
機能性に優れたブランドの最強ガーメントバッグ! 「ALPHA INDUSTRIES(アルファインダストリーズ)3way ガーメント付 ビジネスバッグ」
いきなりマイナーブランドのガーメントバッグで恐縮ですが、私にとってはイチオシのブランド。それがアルファインダストリーです。
このブランドは、1959年にアメリカで創業した軍用ジャケットの会社。映画「トップガン」の主人公が着ているような、防風性と保温性の高い、ああいうジャケットです。
その後、バッグ業界にも進出し、得意の丈夫な素材を生かしたビジネスバッグなどを次々と送り出してきたミリタリー系のブランドです。
そんなブランドが送り出すガーメントバッグは、ほぼビジネスバッグ。正確には、「ガーメント付ビジネスバッグ」とでもいうジャンルに入ります。
このガーメントバッグの使い方は、パソコンや書類などを入れられるビジネスバッグの一部がジッパーを開くと180度に広がり、スーツを2つ折りにして収納できるというもの。2in1のスタイリッシュな使い方ができるガーメントバッグです。
特にこの商品をおすすめする理由の一つが、数少ない3ウェイのガーメントバッグである、という点です。
3WAYのガーメントバッグというのは、「手提げ」「ショルダー」「リュック」になるという意味で、スーツも仕事道具も持ちながら、リュックにすれば手ぶらになるという機能性の高さが最大の特徴です。
価格は1万8000円程度。ほかにも小物収納のポケットが多い点や、スーツケースのキャリバーに固定できるベルトが搭載されている点など、まさに機能性の面では最強のガーメントバッグと言えます。
デザインもシンプルで、出張に行かないときは普通のビジネスバッグとして使えるのもうれしいポイントです。普通のガーメントバッグは、スーツだけを入れるタイプなので、仕事バッグとガーメントバッグの二つを持ち運ぶケースが多いことが最大の悩みでした。
若干マイナーで安っぽい印象を与えるという心配がありますが、これなら若い後輩から年配の上司まで幅広いビジネスマンに喜んでもらえるガーメントバッグと言えそうです。
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スーツケースの一流ブランドが作るガーメントバッグ! 「サムソナイト(Samsonite) プロディーエルエックス4」
一流のスーツケースブランドとして知られるサムソナイトのガーメントバッグです。
このPro-DLXシリーズは、サムソナイトの中でも軽量性と耐久性を意識したラインで、この商品も耐久性に優れた「アーマードナイロン」を採用しつつ、約1.2キロの重さに抑えている点がさすがです。
このガーメントバッグの使い方は、スーツだけを入れることを前提に作られ、二つ折りのバッグを180度広げて、ハンガーに掛けたスーツを持ち手部分のベルトに固定するだけです。
一流ブランドだけあって、中のスーツを守るためにアメリカの空港で壊されずに済むTSAロックを標準セットにしており、安全性も抜群。ショルダータイプとして手に持つ必要がない点も地味に便利です。
価格は2万7000円程度。ガーメントバッグとはいえ、けっこうな値段がしますが、別シリーズのカジュアルラインなら1万円程度から購入できるので、出張が多い男性へのプレゼントにも予算を合わせやすいのもおすすめポイントです。
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超人気ブランドの大容量ガーメントバッグ! 「TUMI (トゥミ) Ballistic Travel Classic Garment Bag 22134DH」
こちらは、ビジネスマンに人気のビジネスバッグブランド「TUMI」のガーメントバッグです。「ツミ」じゃないですよ。「トゥミ」です。
名前は聞いたことがなくても、見たことがない人はいないのではないでしょうか。防弾チョッキにも使われる丈夫な「バリスティックナイロン」を使い、見るからに頑丈そうなバッグで、デキる男に人気のブランドです。
トゥミからは、さまざまなタイプのガーメントケースが発売されているのですが、中でもこの「22134DH」は、なんとスーツ5着を搭載可能!「引っ越しか!」というレベルの大移動を可能にしてくれる超大型ガーメントバッグです。
大容量なだけでなく、なくしても個別の番号から発見を手助けする「トレイサーシステム」も搭載。耐久性の高いショルダーベルトも採用しているという実用性抜群のガーメントバッグです。
ただ、価格は4万6000円と下手なパソコンより高価なのが最大のネック。そうなんです、別に5着も入れようとしなければ、1万8000円からあるんです。
さすがに人気ブランドとあって高い価格ではありますが、「恥ずかしくないガーメントバッグ」を探している男性には、これを選んでおけば間違いない!と断言できます。
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ドイツ生まれのシンプルガーメントバッグ! 「BERMAS (バーマス) ファンクション ギア プラス」
このバーマスは、ドイツで1919年に誕生したバッグの専門ブランド。ソフトタイプのスーツケースが有名ですが、大小さまざまなビジネス旅行商品をラインナップしており、その中にあるのが、このファンクションギアプラスシリーズのガーメントです。
最大の特徴は、そのシンプルさと落ち着きでしょうか。表面には強度の高い1200デニールのポリエステルを使い、さらに撥水性を高めるためにテフロン加工を施す高品質。テフロン加工って、普通は傘にするものですから、こだわりが違います。
ハンガーも2本付いているので、さすがにポッコリとはしますが、最大でスーツ2着を収納可能。もちろんショルダーストラップもあるので、両手がふさがる心配もありません。
価格は1万4000円程度。重さも1・2キロと軽めにも関わらず、ネクタイや靴下など小物を収納するポケットも付いていて、まさに質実剛健(しつじつごうけん)という感じです。
見た目の落ち着きが抜群なので、急なお葬式に最適なガーメントバッグとも言えるのではないでしょうか。
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ガーメントバッグのブランドにおしゃれを求めるなら! 「吉田カバン ポーター タンカー 2way ガーメントバッグ」
ガーメントバッグを語るなら、やはりポーターは外せません。若者に大人気のバッグブランド、吉田カバンはもちろんガーメントバッグも豊富です。
特にポーターらしいガーメントバッグといえば、このTANKER(タンカー)シリーズ。戦闘機パイロットのフライトジャケットに使われる柔らかいのに丈夫な「ポリエステル綿ボンディング加工」を施したナイロンツイルを使い、内側はオレンジという配色はポーターを代表するデザインです。
価格は3万8000円程度。こちらも、かなり高価格帯ですが、もちろん別シリーズもあり、最安は2万5000円程度。最高級モデルの「オーバーナイター」では5万8000円程度と選択肢の幅が広いのも選びやすいと言えるかもしれません。
ポーターはデザインがおしゃれすぎることもあり、20代のビジネスマンに最適なガーメントバッグとも言えますが、30代ではちょっと「いつまで学生気分なんだ」とイラッとされる心配があるので注意が必要です。
ですが、これが50代を超えてくると、逆にまた「おしゃれに気を遣うビジネスマン」という印象を持たれるので、持つ人のキャラクターに合わせたチョイスが肝心になってくるガーメントバッグのブランドです。
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高品質な国内ブランドのガーメントバッグ! 「ACE GENE(エースジーン) フレックスライト フィット」
こちらは日本の鞄メーカー「エース」が開発したスリムガーメントバッグです。
厚み約6センチと細身なのが目を引きますが、特に注目して欲しいのは幅55センチというワイドさです。ガーメントバッグの役割はスーツをきれいに持ち運ぶことですが、元々スーツって肩幅以上あるので、持ち運びには適していません。
なので、多くのガーメントバッグは肩幅ぎりぎりまで横幅を狭めているのですが、この商品はあえて幅にゆとりをもたせることで、スーツにしわができるのを防ぐことを目指しています。
一見、超シンプルなガーメントバッグに見えますが、持ち手にプラスチックの芯を入れて持ちやすくするほか、ショルダーストラップを肩の形に沿うように湾曲させたりと、地味な、いや細かなところにまで配慮が行き届いているのはさすがニッポンジンです。
価格は2万4000円程度。厚みを持たせて仕事用品を入れられるタイプのガーメントバッグも2万4000円程度で販売されているほか、最安のシリーズでは1万円程度から。使う人の用途にあった選び方がオススメです。
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カラフルなおしゃれガーメントバッグブランドの決定版! 「マッキントッシュ フィロソフィー (MACKINTOSH PHILOSOPHY) ガーメントケース 45567」
なんだか黒い、地味なガーメントバッグばかりで、年寄り臭いと思われている方におすすめしたいのは、このおしゃれなガーメントケースがおすすめです。
MACKINTOSH PHILOSOPHYは、元バーバリーの正規代理店だった三陽商会が展開する英国ブランド。緑やオレンジなどこれまでにない斬新な色使いが最大の特徴です。
さすがに派手すぎて使えないと思う人もいるかもしれませんが、青や黒なども持ち手などに革を使っているので、やっぱりおしゃれ。実用性を重視したガーメントが多い中で、ファッション性を追求した数少ないガーメントケースと言えそうです。
価格は1万2000円程度。スーツスタイルではなく、ジャケットにパンツなどややカジュアルな服装で仕事をする男性におすすめのブランドガーメントバッグです。
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