テープ起こしを楽にする! テープの文字起こし便利グッズ 5選

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  パソコンやスマホの登場で世の中はずいぶん便利になってきましたが、いつまでも変わらない作業もあります。あれです。テープ起こしです。

 最近ではAIが進化して音声データを文字に起こす機械もかなり進歩してきましたが、まだまだ普通の会社員が使うには価格が高く、実用性は乏しいのが現状です。

 というわけで、今回はそんな面倒な音声データの文字起こしを楽にしてくれる、テープ起こし便利グッズのおすすめをご紹介していきたいと思います。

 仕事で議事録作成を楽にしたい彼氏への誕生日プレゼントや、ビジネスセミナーの講演を文字に残したい勉強熱心な同僚の男性への贈り物などの参考にしていただけると幸いです!

 

 

打ちやすいキーボードなら作業効率は倍増! 「レノボ・ジャパン ThinkPad トラックポイント・キーボード」

 

 

 音声データの文字起こし作業のスピードを左右する最も大きな要素はキーのタイピング速度です。

 タイピングのスピードが速い人は、音声をいちいち聞き直すために巻き戻す必要が少なくなり、結果的にスピーディーに文字起こしの作業を終わらせることができます。

 タイピング速度を速めるためには、ひたすら練習するほか、「親指シフト」や「かな入力」など自分の能力を上げることが効果を上げるには最適ですが、、、いちいち、文字起こしのためだけにそんな練習をするほどビジネスマンはヒマではありませんよね。

 そこでおすすめしたいのが、打ちやすいキーボードの導入です。

 キーボードには、安価な代わりに指への反発が強い「メンブレン型」や、耐久性に優れた「メカニカル型」などがあり、用途によって選ぶのが一般的です。

 中でも、文字起こしに最適なキーボードは「パンダグラフ型」と呼ばれるタイプです。パンダグラフ型は、ノートパソコンなどによく使われるタイプで、キーの高さが低く、キータッチも軽いため、長時間の入力にも疲れにくいというメリットがあります。

 特に文字起こしにおすすめのキーボードは、このレノボのthinkpadです。パンダグラフキーボードの中でもファンが多いのが特徴で、キーを認識するまで押さなければならない距離が短い分、早く入力できるだけでなく、早くキーが戻ってくるので、タイピングのスピードアップが自分でも分かるほどの効果を得ることができます。

 さらに、このキーボードが人気を集めるもう一つの理由が、中心部分にあるトラックポイントと呼ばれる赤いポッチです。

 これはいわばマウスのようにカーソルを動かす装置で、指を当てて、軽く押すだけで押した方向に画面上のポインターを動かせるので、いちいちキーボードから手を離してマウスに持ち帰る必要がなくなり、結果的に作業効率をアップさせてくれるすぐれもの。

 これは最強の文字起こし用キーボードと言っても過言ではありません。

 価格は8000円程度。無線タイプもありますが、パソコンとの接続に失敗した場合や、無線では対応しきれないほどのタイピングスピードになることを考えれば、安い有線タイプをおすすめします。

 テープ起こしを楽にするキーボードとしてだけでなく、普通の文書作成などでも大活躍してくれる間違いなしのテープ起こし便利グッズなので、仕事でPCを使う男性への誕生日プレゼントや、転勤する同僚への送別会の餞別にも喜んでもらえる贈り物と言えるのではないでしょうか。

 

 そのほかの「キーボードから手を離さずにカーソルが動かせるキーボード」を探す場合はこちら↓

 

 

音声を聞き直す時間を短縮する! 「サンコー USB足踏みスイッチ(トリプル) 」

 

 

 テープ起こしの作業を効率化する際に障害となるのは、意外と音声を聞き直す時だったりします。

 ICレコーダーなどを聞きながら文字を起こす時、もう一度聞き直そうとすると、キーボードから手を離してICレコーダーの巻き戻しボタンを押すことになるのですが、またキーボードに手を戻して打ち直す時にかかる時間は、すぐに聞き直すカ所まで巻き戻せたとしても、およそ2秒から3秒かかります。

 たった2秒とはいえ、1時間の会議録を起こす時に、文字起こしに慣れた人でも音源と同じ1時間でできる人はまずいません。テープ起こしをした内容に求められる精度にもよりますが、1分に1回聞き直したとすれば、1時間で60回。1時間のテープを起こすために12分の時間のロスになります。さらに不慣れな人はさらに聴き直しも休憩もしますので、再生を巻き戻す作業はけっこうな作業時間の増加につながるということをご理解ください。

 そんなテープの巻き戻しにかかる時間を短縮する文字起こし便利グッズが、このフットスイッチです。

 これはパソコンのUSBに接続して、足下に置くスイッチで、3つのペダルそれぞれに専用のソフトでキーを割り当てることができます。

 なので、文字起こしをするときに使うソフト(市販のものや、インターネットで無料配布されているものもあります)に巻き戻し用のキーを設定し、このフットスイッチにも同じキーを割り当てることで、キーボードから手を離さずに、巻き戻しや一時停止などをすることができるというすぐれものです。

 私の場合は、左端を5秒巻き戻し、中央を10秒巻き戻し、右端を停止に設置しています。

 このスイッチがあるおかげで、キーボードから手を離す回数が格段に減ったのは間違いありません。しかも、いちいち腕を動かす必要がないので、作業への集中力が途切れにくくなり、結果的にテープ起こし作業後の疲労感も少なくなったような気がします。

 価格は5600円程度。ただ、専用のソフトをパソコンに入れないといけないため、セキュリティの厳しい職場のパソコンに直接つなぐのは難しいかもしれません。

 私は職場に安くて古いパソコンを持ち込んで、文字起こし専用マシンとして置いているので、そういった使い方もオススメです。

 

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最強の文字起こし用ICレコーダー! 「Voice-Trek DM-720」

 

 

 文字起こしの作業を効率化するためには、まず音声を録音する段階から、文字起こしをいかに楽にできるかを考える必要があります。

 そこでおすすめしたいのが、このオリンパスのICレコーダーです。

 もともとオリンパスのICレコーダーは、録音した音声データが文字起こしされることを想定し、いち早く音声をパソコンで取り込んで操作できるソフトを送り出すなど先進的な取り組みをしてきたメーカーです。

 その中でも、このDM-720は、文字起こし作業には欠かせない「ちょっと巻き戻し機能」を搭載。再生中に巻き戻しボタンを一回押すだけで、自動で3秒前に戻るなど設定した時間分を巻き戻すことができるので、いちいち「あ、戻しすぎた!」という無駄な失敗をせず、スムーズに文字起こし作業に没頭することができます。

 さらに、最新機種には「文字起こしモード」まで搭載。これは停止して、再び再生するだけで自動的に3秒巻き戻してくれるという機能。

 ・・・はっきりいって、そんなに劇的に文字起こしが楽になるわけではない機能ですが、オリンパスの文字起こしへの情熱は伝わってきます。

 価格は1万2000円程度。音声データを簡単にPCに取り込んだり、本体を充電できるUSBが内蔵されていて、これもないとかなり不便に感じるポイントです。

 マイクも3つを搭載し、大人数の会議でも、どの方向から声が聞こえてくるかを認識できるほどなので、発言者をかき分けるような場面でも大活躍します。

 ボイスレコーダーは「スマホでもいい」と持たない人もいますが、やっぱり専用機は高性能で文字起こし的には妥協できません。

 会議の文字起こしで残業が増える彼氏への誕生日プレゼントや、趣味で町内新聞を作るお父さんにもおすすめのプレゼントです。

 

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文字起こしのタイプが苦手な男性に! 音声認識ソフト「ドラゴンスピーチ11 Lite 日本語版」

 

 

 文字起こしは、ただでさえ大変な作業ですが、キーボードのタイピングが苦手な人や遅い人にとっては地獄の拷問です。

 でも、そんな人にも楽に文字起こしをする方法があるんです。必殺の音声認識ソフトです。

 しかし、喜ぶのは早いのです。この音声認識ソフト。ボイスレコーダーに録音した会議の音声データをそのまま聞かせたって、まともに文字に起こしてくれやしないんです。残念。

 そもそも、音声認識の技術は大変高度で、このドラゴンスピーチやアミボイスといった音声認識ソフトは、市販の中ではトップクラスの性能を誇るものの、それでも音声を認識させるために、しゃべる人のクセやなまりなどを、見本の文を呼んで覚えさせる「ディクテーション」という作業をしないと十分な性能を発揮してくれません。ましてや、いろんな人がいろんな話し方をする会議の音声なんて、チンプン&カンプンです。

 じゃあ、どうして文字起こしを楽にするグッズとしてすすめるかというと、「自分で音声データをもう一度聞きながら話して音声認識をさせる」という使い方が効果的だからです。

 しっかり認識させた自分の声なら、これらのソフトはかなりの精度で認識してくれます。なので、会議録の音声をイヤホンで聴きながら、同じ言葉をマイクに向かって話すことで、タイピングを一切せずに文字起こしを終えることができるんです。

 もちろん自分の声で話しても、同音異義語などで文字起こし後の間違いはたんまりと出てくるのですが、理論上は1時間の音声を聞きながら話して文字に起こすのに1時間しかかかりません。

 それから修正の作業が必要ですが、一度聞いている音声ですから、そう大変な作業とは言えず、一般的に普通にタイピングをしながら文字起こしをするのに比べ、8割程度時間を短縮できるとも言われています。

 価格は1万4000円程度。一度慣れてしまうと誰でも簡単にできる作業なので、おすすめのテープ起こしグッズといえます。ただ、一人で「ブツブツ・・・」としゃべり続けることを職場の人がどう思うかは別として・・・。

 

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ミスタイプを格段に減らせる文字起こしの必需品! 「ジャストシステム ATOK 2017 for Windows 」

 

 

 いろいろと文字起こし便利グッズをご紹介してきましたが、結局文字起こしで重要なのはタイピング速度なんです。で、タイピング速度を左右する重要な要素の一つは「ミスタイプをしない」ということではないかと思います。

 そこで文字起こしを劇的に変えるグッズとしてご紹介したいのが、このATOKです。

 エイトックとは、日本語入力システムという種類のソフトで、日本の企業が作っているだけあって、パソコンに標準で入っている「MS-IME」という日本語入力システムより変換精度が高性能なため、文章を作成する編集者や新聞記者、ライターらに愛用されている定番ソフトです。

 特に使っていて思うのが、「変換の賢さ」です。前後の文脈を踏まえて、変換した時に第一候補に挙がる漢字を調整してくれるので、正しい漢字を選ぶためにポンポンとスペースキーを押す回数が減り、スピードアップにつながります。

 さらに専門用語なども豊富に収録しているため、業界でしか使わないような略称や横文字などもいちいちシフトキーを押さなくてもすぐに出てくる時などは感動すら覚えるほどです。

 価格は6600円程度。このATOKがあれば、テープの書き起こし作業だけでなく、日常の文書作成も快適に進めることができます。

 標準でも備わっている日本語入力ソフトをわざわざ買おうという男性はあまり多くありませんが、一度使えば、快適さから手放せなくなること必至です。

 仕事でパソコンを使う彼氏への誕生日プレゼントや、ブログが趣味の男友達への贈り物に喜ばれること間違いなしです。

 

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