登山好きの男性向け 命を守るグッズ 9選

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 登山好きな男性は多いですが、突然の雨や、雪、なだれや、けがなど危険と隣り合わせなのも事実です。

 前回はアウトドアでのひとときを快適にすごすグッズを紹介しましたが(アウトドア好きの男性向けプレゼント 9選)、今回は、よりハードな登山での緊急事態を想定したプレゼントをご紹介していきたいと思います。

 トレッキング好きの元ワンダーフォーゲル部のような山男には、安全グッズをプレゼントすれば、相手の体のことを考えている思いやりも伝わるかもしれません。

 山登りが趣味の彼氏への誕生日プレゼントや、登山好きの上司への昇進祝いなどのご参考にしていただけると幸いです!

 

 

ほどけば、文字通りの命綱に! 「eGear パラジッパープル」

 

 

 普段はザックのジッパーなどに取り付けて開け閉めをしやすくするキーホルダーですが、いざというときは、あっという間にほどけて、約1メートルのローブ2本になります。

 ただのロープではなく、1本で160キログラムを吊り上げられる強度の高いパラロープなので、がけからの人や物の吊り上げや、止血、切れた靴紐の代わりや、物干し用などに大活躍すること間違いなしです。

 保安グッズは使わなければ使わなかったで「よかった」となる地味グッズだけに、自分ではなかなか買いません。なので、こういうのをポロッと贈られるとうれしいんですよね。

 価格は1つ800円。ブラックや赤、黄色、ライトブルーなど計7色あるので、おしゃれな登山グッズとしても最適です。

 

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NATO軍もUS陸軍もお墨付き浄水器 「KATADYN(カタダイン)  コンビ」

 

 

 0・2ミクロンの超細微孔を備えたフィルターを通すことで、伝染病の原因となる赤痢菌やコレラ菌などのバクテリアやプランクトン、病原菌をシャットアウトし、安全な水が確保できない旅行先や登山などで活躍します。

 カタディン社はスイスの老舗浄水器メーカーとあってセラミックと活性炭の二重構造で水を浄化。水に含まれる悪臭や化学薬品も取り除きます。

 浄水能力は1分間で1リットル 重さは580グラムと重そうに感じますが、長期間の登山などでは水筒に水を入れて持ち歩くより、その場で水を確保できるので、累積の重さは圧倒的に違います。

 チューブを水源に浸し、ポンプのように本体を動かすことで本体下から浄化された水を排出します。

 きれいな川(見た感じ)の水なら最大5万リットル分の水を浄化でき、取替え式の活性炭フィルターは200リットルまで浄化できます。

 

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どんな過酷な状況でも火をつける 「LITE MY FIRE(ライトマイファイヤー) ファイヤースチールスカウト2.0」

 

 

 マグネシウム合金の棒をステンレスのスターターで押し削ることで出る火花を、おがくずや紙などに引火させて火をおこす道具です。

 スウェーデン軍が開発したというと、無骨なイメージがありますが、IKEAを生んだスウェーデンとあって、ずいぶんポップなデザインです。

 色は鮮やかなレッドやグリーンやオレンジなど4色。約3000回着火することができます。

 雨による濡れや寒さにも強いので、防水して持ち込んだマッチやライターなどが万一しけってしまった場合には命を救います。スターター部は笛も着いていますので、助けを求めるときにも役立ちます。

 1300円程度と値段も安いので、そこまで親しくない人やこれから親しくなりたい人へのちょっとしたプレゼントとしてオススメできます。

 

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山の方が危険の高い雷直撃を避ける「携帯型雷警報器 ストライクアラート」

 

 

 雷に打たれる確率は1千万分の1といわれています。宝くじにあたるより低いんですね。

 とはいえ、山での落雷は逃げる場所がないこともあり、危険性は建物が周りにある平地よりも圧倒的に危険です。「高い木の下なら大丈夫」と昔は言いましたが、今は側撃雷の危険性があり、梢の45度斜め下には入らない、といった新しい知見も増えています。とにかく、それだけ、山のカミナリは圧倒的に危険です。

 一般的に落雷の危険性があるのは半径20キロ以内に落雷がある場合です。

 それは一回目と二回目の落雷が最大20キロ移動することが知られているためなのですが、残念ながら人間の耳が雷鳴を聞けるのは10キロまで。聞こえた時にはもう、いつ雷撃を受けてもおかしくない状況にあるということです。

 このストライクアラートは、最大64キロ離れた落雷から発せられる電磁波をキャッチして警告しますので、20キロ圏で落雷する前に危険を察知することができます。

 また、表示は64~39キロ(危険性なし)、39~19キロ(危険が迫っている)、19~10キロ(落雷の危険がある)、10キロ以内(非常に危険)と5段階でLEDを表示。雷が近づいているか、遠のいているかで危険性を判断することもできます。

 多人数のパーティーを率いるリーダーでは、あらゆる危険性に対する責任が伴います。そんなときに、続行か、退避かの判断を助ける心強いアイテムになります。

 また、学校現場で落雷による事故の責任が指導者に問われるケースも目立っています。スポーツチームのコーチや、学校の部活の顧問をしている人など子どもの安全を守る立場にある方へのプレゼントとしても喜ばれるかもしれませんね。

 価格は1万1000円程度。サイズはポケベル程度です。サイクリングやゴルフ、魚釣りをされる方にもおすすめです。

 

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最低限の備えをワンセットに!「LIFELINE サバイバルBOX」

 

 

 登山やトレッキングなど山奥では大自然の脅威にさらされます。いくら準備をしていっても、予測不可能なことが起こってしまうのもやむを得ません。

 山で事故を起こす人は、危険な目に遭うつもり山に行っているわけではありませんから。

 このサバイバルグッズは、防水のケース内に、防滴ライトや、交換用の単四電池、10徳のマルチツール、ろうそく、防水マッチ、ホイッスル、絆創膏の計7種類を一組にしています。

 マルチツールは、ペンチや爪やすり、栓抜き、大小のマイナスドライバー、ナイフなどの機能があります。ペンチでホッチキスをはずしたり、レターオープナーとして使うなどオフィスでも活躍しますので、ビジネスマンにも喜ばれるかもしれませんね。

 ケースも青、赤、緑と4色展開でおしゃれサバイバルキットでもあります。178グラム。1200円。

 

もう一歩本気の対策をとるなら「LIFELINE(ライフライン)  ウルトラライトサバイバルキット」

 

 

 同じライフラインシリーズでも、こちらはケースをビニールのソフト防水ケースに替え、アルミを蒸着して防風・防寒性を高めた「エマージェンシーブランケット(127センチ×200センチ)」や、コンパスなど14種類をワンセットにしています。

 特徴的なのは、テントや服の破損時に活躍する粘着テープ(90センチ)や、安全ピン(3つ)、カッターの刃、針金(2・4メートル)も備えていること。釣り針と釣り糸、重りも含まれ、無人島に放り出されても生きていくことを想定しています。

 私的にはジッパーつきのビニール袋がある点もオススメです。水を運んだり、水筒代わりにもなるというのは、さまざまなシーンで役立つかもしれません。

 アルミホイルも一片あり、雪を解かして水にしたり、光を反射させて助けを求める鏡代わりに使ったりできます。万一といえ、持っているだけで寿命が延びそうです。148グラム。1430円。

 

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穴を手で掘るつもりですか!?「ロゴス(LOGOS) 7WAY ショベルツール」

 

 

 山ではけっこう穴を掘る機会が少なくありません。平常時でも、テント周りに排水用の側溝を掘ったり、トイレ用の穴を掘ったり。かまどを作るにもくぼみをつけた方が石を組むより早いです。

 さらに、緊急時には雪山ではビバーク(緊急避難)をするための穴(シェルター)を作ったりする必要があります。それ全部、手でやりますか?とうい話で。

 このロゴス製の登山用小型スコップは、幅12センチ、全長38センチのショベルとして使えるだけでなく、先端部分を変えることで、全長28センチの斧としても使えます。斧としては小型ですが、枝を折ったり、まきを細かくしたりする場合にも役立ちます。

 特に、スコップはバールとしててこ代わりにも使えるので、防災用に家庭に備えておくのもいいかもしれません。車で仕事をする人も、車内に備えておくことでぬかるみにはまるスタッキングからの脱出や、雪道からの脱出にも役立ちます。

 あ、ついでに缶切りと栓抜き、金づちとしても使えます。ほんとについでですが。重さ1キロですが必需品としてもいいくらいではないでしょうか。2500円。

 

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できれば使いたくない!でも、あってよかった!「ヘリテイジ  エマージェンシー ツェルト」

 

 

 山での事故でもっとも多いのは、滑落といわれていますが、けがをしたり、急な悪天候などで低体温症になってしまうと、自力では動くことができません。天候の回復や救助を待つ間は、風や雨を防ぐ必要があります。

 このヘリテイジ社製のエマージェンシーツェルトは、最大3人が使用可能。耐水圧は1000ミリ(一センチ四方の柱に1メートルまで水を入れても生地から水が漏れない)を確保しています。

 傘の耐水圧が一般的に250ミリ程度とされていますが、テントとは違い大雨にはまったくたえられません。ただ、重さが缶ビールサイズでわずか270グラムという軽さなので、非常用装備として最適なのです。

 立て方も自在で、専用のポールやロープもありますが、手持ちのトレッキングポールや、手近な木にローブでむすんだり、はたまた、顔を出す穴も開いているので、ツェルトに包まって助けを待ったり、ポンチョのように移動用に使うこともできます。

 緊急用に、アルミを蒸着したシートを携行する人もいますが、あれはテントの中でくるまる分にはいいですが、テントを持っていく予定のない行程では、これをひとつ携行するだけで、登山者本人も家族も安心できます。

 中高年の登山事故も増えていますので、山好きなお父さんや上司、お母さんへのプレゼントにも最適ではないでしょうか。1万1000円。

 

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究極の極限状態を救い出せ! 「PIEPS(ピープス) FREERIDE(フリーライド) アバランチ ビーコン」

 

 

 誰もなだれに遭うと思って雪山へ向かう人はいません。無事に帰ってくるつもりで行くのですが、毎年全国でなだれの被害者が出ていることを思えば、備えは万全でなければなりません。

 このビーコンは、プロの登山者なら必ず携行する必需品です。登山に行く人が1台ずつ、ビーコンを送信状態にして持ち、万一、なだれに遭った場合は無事な人が送信状態から受信状態に設定を変更し、なだれに埋められた人の電波をたどって探します。

 捜索できる範囲は半径約40メートル。一般的なビーコンは一台5万、6万円しますが、このビーコンは通常3チャンネルのアンテナを1チャンネルにすることで、捜索対象の方向を画面に表示できない代わりに1万7000円の低価格化と110グラムの軽量化を実現しています。

 捜索時には、受信側ビーコンを自分の周囲にかざすことで、捜索対象がいる方向に向いたときだけ三角マークが表示されます。その際に対象までの距離も表示されスピーディーな捜索につなげることができます。

 いつくるか分からない雪崩に備えて、常時電波を送信状態にしなければなりませんが、電池は約200時間と長寿命で、電源も確保しやすい単三電池一本です。

 通常、なだれに襲われた場合の生存期間は、けがや鼻、口への雪の侵入がなければ30分、自分の周りにスペースがあっても体温が奪われたり、酸素がなくなることで、3時間以内といわれています。

 少しでも早い救助が求められるため、スキー好きの男性にも持ってもらうと安心かもしれません。

 

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