いま、日本には週一回以上走っている人は約535万人、年3回以上マラソン大会に出場しているランナーは約35万人もいるそうです。
私も週一回以上走る一人ですが、相当ランニングを楽しんでいる人が周囲にいるということですね。
私も含め、そんな走りだした男たちが今、心底欲しいものは実は時計なんです。しかもランニング用腕時計。さらにいえばGPS搭載のランナー専用時計です。
毎回、走るたびに、走れる距離が伸びたり、タイムが伸びたりすることが、走ることのモチベーションにつながるのですが、正確にわかればより新しい自分に生まれ変われるんじゃないか。そんな夢を見せてくれるのがGPSなんです!
今回は、プレゼントにオススメなランニング向けGPS腕時計を軽さや機能、価格などの面から総合的に考えてランキング形式でご紹介したいと思います。
ランナーならひとつは欲しいランニングウォッチ。さらに健康にもつながるプレゼントなので、誕生日祝いなどの参考にしてもらえる幸いです!
第5位 GPS搭載では最安値のエントリーモデル!ソリアス 「GPS FIT1.0J SGJ01020」
安いことはすべてに勝るという方も多いかもしれません。ソリアスのランニング時計は、GPS付きで1万円程度ともっとも手ごろな商品になっています。
とはいえ、GPS特有の正確な距離の測定や速度、ペース、トレーニングデータの保存、PCでの記録管理で防水など基本性能は備わっており、GPS付きランニングウオッチの使い心地を探る入門機としては最適です。
ただ、電池がGPSを使うと8時間程度しか持たないのがやや難点。電波状況が悪いときなどでは5、6時間になる可能性もあり、デッドラインが6時間のフルマラソンなどでは、電池切れになってしまうかも。充電もUSBからしか行えませんのでご注意を。
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第4位 高性能!リカバリータイムも表示できる 「SUUNTO(スント) AMBIT3 SPORTS(アンビット3スポーツ)」
高度や方位などを教えてくれる高性能コンピューター登山用時計で知られるスント社がランニングに全力を傾けて開発したランニングウオッチがいけてないわけがありません。
最新のGPSチップを搭載し、正確に位置、速度、距離、移動軌跡を表示でき、ラップ計測、高低差の測定など多彩なデータを収集できます。
別売りの心拍数を計測する心拍ベルト(9000円程度)を使えば、より効果的なトレーニングができるだけでなく、スントの最大の武器である「リカバリータイム」機能も活用できます。
運動後に体が完全に回復するまでの休憩時間をトレーニング後に表示してくれますので、次のトレーニングまで無駄に長く休憩を取りすぎることもなくなります。
また、スントならではの機能として、登山ルートのログをとるなど、アウトドアでも活躍し、水泳時にもストロークをカウントする機能を活用することができます。4万1000円と高価ながら、ほかの用途でも活躍させられるので、コストパフォーマンスは悪くありません。
スマートフォンとブルートゥースで連携することもできますので、多彩な活用方法が楽しめます。デザインはよくも悪くも「ザ・スント」です。
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第3位 最強のGPSスポーツウォッチ「GARMIN(ガーミン) ForeAthlete230J(フォアアスリート)」
はっきり言って、性能でこの商品の右に出るものはいません!とっても見やすい!
1度に経過時間や距離、ペース、時間など4項目を表示することでボタンをいちいち操作するわずらわしさから解放されるだけでなく、20時間の駆動時間を誇り、100キロを超えるウルトラマラソンやトライアスロン、アイアンマンレースも視野に入れます!まさに、トップアスリートのためのランニングコンピューターです。
そのほか、設定した距離や時間を音だけでなく振動で知らせてくれる機能も便利。主力商品をアウトドアGPSナビとする企業だけあって、GPSチップの感度も評価されています。
価格は4万円前後。価格に見劣りしない機能ですが、1位ではない理由は、その重さです。72グラムもあるんです。そこさえ乗り越えれば、機能的なデザインもあいまって、かならず気に入ってもらえるプレゼントになります!
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第2位 電波の弱い街中で威力を発揮!「エプソン WristableGPS SF-710」
GPS搭載腕時計といっても、スイッチを入れればすぐに位置を測定してもらえるわけではないのは、スマートフォンのGPSと同じです。
このエプソンの商品は、意外と自社製のGPSチップで誤差を抑えつつ、実速度と体振動周波数から、ストライド(歩幅)を驚くほど正確に割り出し、電波が弱いビル街やトンネルの中、ジムのランニングマシーンなどでも正確な距離を教えてくれるのが最大の特徴です。
立ち止まったときは自動で計測をストップしてくれるので、信号待ちに左右されません。
GPSには、外国の衛星だけではなく、常に日本上空で静止している国産衛星「みちびき」に対応しているので、ビルの影響を受けにくいのもメリットです。3万2000円で、約59グラム。市民ランナーが求める機能や重さからは有力な選択になります。
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第1位 間違いなく最高のGPSランニングウォッチ! 「GARMIN フォアアスリート735XTJ」
1位はやはりガーミンです。このモデルの最高の特徴は業界初のランニングダイナミクス機能と、最大酸素摂取量の表示です。
ランニングダイナミクス機能は、心拍数だけでなく、上下動の幅や一分間のステップ数(ピッチ)、 足の接地時間(1000分の1秒単位)のデータから、最適なランニングフォームを提案してくれます。
具体的には、上下動が少なく、ピッチが細かく、接地時間を短くすることで疲れにくい走りにすることができるとされ、これらのデータからより省エネで効率のよい走り方を探ることができます。
さらに、最大酸素摂取量もセンサー(1万1000円。セットの場合は5万3000円)で、把握することができ、心肺機能の面からフルマラソンの予想タイムを割り出してくれます。タイムだけでなく、自分の成長を計る指標としても活用できるので、モチベーションのアップにもつなげることができます。
リカバリーアドバイザー機能では、トレーニング後に必要な回復時間も示してくれるので、翌日に続けてトレーニングをするかいなかの判断にも役立ちます。
特別な機能を列記しましたが、重さは40グラムと抜群の軽さで、50メートル防水。バッテリー寿命は10時間と初心者のフルマラソンにも心配がなく、加速度センサーによるGPS精度の補完、wi-fiによるケーブルレスでのパソコン接続や、バイブレーション通知、みちびき対応高感度GPSチップ、3項目表示画面など、ほかの時計にあって、ない機能はないともいえるほどの充実ぶりです。
価格はセンサーなしで3万5000円程度。心配なのは、この時計をしているのにすごく足が遅い場合に周りから見られる冷たい視線だけかもしれません!
健康のために最近走り出したお父さんへのプレゼントや、フットサルやサッカーが好きなスポーツマンな彼氏へのプレゼントにも喜んでもらえそうです。
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